「メタバースはニュースで聞いたことがあるけど詳しくは知らない」
「メタバースについて詳しく教えて欲しい」
上記の悩みを持つ方にオススメの記事です。
この記事では、メタバースの意味やメタバースを利用するメリットなどを詳しく解説します。
読み終わるとメタバースの知識が深まり、興味を持つようになるでしょう。
- メタバースとは、ネット上にある仮想空間で、あなたの分身となるアバターを操作しその世界で生活しているような体験が可能
- 様々な施設が存在し、買い物や会議などが可能
- 新しいビジネスが生まれたり、今まで価値を持たなかったモノが価値を持つようになる
- メタバースは依存性が高く、仮想世界にのめりこむ人が増える懸念がある
目次
メタバースって何?
メタバースとは、インターネット上に広がる仮想空間を意味する言葉で、メタ(meta = 超越)とユニバース(universe = 宇宙)が合わさった造語です。
メタバースの世界では、仮想空間にあなたの分身となるアバターが存在し、ユーザー同士でコミュニケーションがとれます。
それだけではなく、様々な施設が存在し、あたかもその世界で生活しているような体験が可能です。
実際にメタバースでどのようなことができるかが分かるので、このビデオを見てみてください。
メタバースのメリット3つ
ここまで読んだだけでワクワクする方もいらっしゃるのではないでしょうか。
一方、メタバースを利用するとどのようなメリットがあるのか気になる方もいるでしょう。
ですので、以下のメタバースを利用するメリットを詳しく解説します。
- 誰でも自由に利用できる
- 新しいビジネスが生まれる
- オンラインショッピングを楽しめる
誰でも自由に利用できる
メタバースは、アクセスできる環境が整っていれば世界のどこからでも利用できます。
世界中で利用できるので、チャットを楽しんだり仕事をすることも可能です。
例えば、自分で施設を作ってチャットや通話で連絡を取り合いながら仕事を進めるという使い方もあります。
以下の動画で仕事の様子がみられるので、ぜひ確認してみてください。
新しいビジネスが生まれる
メタバースの世界でモノや土地などの売買など新しいビジネスが生まれます。
例えば、メタバース内で保有する土地を企業に貸し出して収入を得るビジネスがあるとしましょう。
企業はその立地の良い土地でオンラインショッピングを経営して利益を得られるので、双方にメリットがあります。
今までは土地の貸し出しや売買は現実の世界で行うものでしたが、メタバースが登場してから、土地の取引はメタバースの世界で完結します。
このように今までの常識では考えられないビジネスを展開することも可能です。
オンラインショッピングが楽しめる
メタバース上でオンラインショッピングも楽しめます。
現実のお店のように、店員のアバターや他の客のアバターがいるので、実際に店に行ったような感覚を味わえます。
店員の方と会話もできるので、オススメの商品を教えて欲しい方や迷った方は相談しましょう。
もちろん、試着も可能なので納得がいく服に出会えるまで何度も試すと良いでしょう。
注文した商品は後日配達されるので、家から出なくても買い物ができます。
メタバースのデメリット2つ
「メタバースを利用するとそのようなこともできるのか…」と思われるでしょう。
しかし、良いことばかりではなく悪い面も存在します。
デメリットとなる点を2つ挙げましたので、詳しく解説していきます。
- 依存性が高い
- 犯罪を行える環境ができる
依存性が高い
デメリット1つ目は依存性が高い点です。
メタバースの世界でも人とのコミュニケーションがあり、他者による評価が行われます。
現実でも誰かからすごいと言われたり優越感を感じると気分が高揚します。
そうしたことがメタバース上でも行われるので、現実の世界から逃げたい人にとっては楽園の世界となり得るでしょう。
そのため、少しでもメタバースの世界に入り浸り、依存症になってしまう人が増えます。
犯罪を行える環境ができる
デメリット2つ目は犯罪を行える環境ができる点です。
先ほども解説した通り、メタバースの世界は他人とのコミュニケーションが成り立っている仮想空間です。
悪意を持つ人間もいるので、以下のような犯罪に注意しなければなりません。
- 情報漏洩
- 詐欺
- 違法物の取引
メタバース上では上記の犯罪が簡単に行えるので、安易に他の利用者と情報の交換をしたり怪しい取引に乗らないようにしましょう。
メタバース要素があるゲームを紹介
ここまで解説したメタバースは現在も開発が進められているので、体験できません。
しかし、コミュニケーションを取りながら建築物を作ったり対戦したい方もいらっしゃるでしょう
ですので、そのようなメタバース要素があるゲームを2つ紹介します。
メタバースってどんな感じなのか気になる方はぜひ体験してみてください。
ここで紹介したゲームは「建築物を自由に作れる」「アバターの操作」「コミュニケーションが取れる」といった要素が先ほど解説したメタバースと似ているという意味です。
Meta社が発表したメタバースとは意味が違うことを頭に入れてから読み進めてください。
マインクラフト
1つ目は、マイクロソフトの子会社Mojang Studiosがリリースしている「マインクラフト」です。
このゲームでは、ユーザーが土地や好きな建物などを自由な場所に作れるゲームです。
プレイヤー同士で、チャットなどでやりとりをしながら建物を作ったり対戦を行えます。
メタバースもユーザーの作りたいものを作れますし、他者とのコミュニケーションがあります。
その点では、マインクラフトはメタバースに似ていると言えるでしょう。
メタバースとはどんなものなのかを知りたい方は、マインクラフトをプレイするのをオススメします。
フォートナイト
2つ目は、Epic Gamesがリリースしている「フォートナイト」です。
以下のゲームモードがあり、インターネット上でコミュニケーションを取りながらプレイできます。
- バトルロイヤル
- パーティロイヤル
- クリエイティブ
- 世界を救え
小さな島で100人のプレイヤーが戦い、最後まで勝ち残った1人もしくは1組が勝利するバトルロイヤルや好きな島を作るクリエイティブなどがあります。
このように他者とのコミュニケーションや好きなものを作る要素があるので、メタバースと似ている点があります。
こちらのゲームはマインクラフトと比べてバトル要素が強いので、ゲームの腕に自信がある方はプレイしてみてはいかがでしょうか。
【まとめ】現在もメタバースが発展しており、大きな可能性がある
ここまでメタバースの意味や導入するメリット・デメリットを解説しました。
解説したことをここでおさらいします。
- メタバースとは、ネット上にある仮想空間で、あなたの分身となるアバターを操作しその世界で生活しているような体験が可能
- 様々な施設が存在し、買い物や会議などが可能
- 新しいビジネスが生まれたり、今まで価値を持たなかったモノが価値を持つようになる
- メタバースは依存性が高く、仮想世界にのめりこむ人が増える懸念がある
メタバースはゲームだけでなく、買い物や仕事などをより便利にする技術です。
これからメタバースが私たちの生活にどのように関わってくるのか、ワクワクしますね!